滑舌のトレーニングについてです。

滑舌のトレーニングは、本当に色々な種類がありますが、正直本当に必要な滑舌方法は表には出ていません。
と言うのも、一人ひとり必要なものが完全に異なっているからです。
「奥歯をかみしめる癖がある人、不正咬合になっている人、前歯が出ていたことがあり、矯正をしておくに引っ込めた方、舌癖がある方」それぞれ、本当に一人ひとりやり方が異なりますので、一重に「滑舌」と言えば、これとは言い切れません。
又、言いにくい言葉や早口言葉などをひたすら練習して言える人は軽度の滑舌不良ですので、もともとご自分で矯正可能なのです・
私のレッスンの場合はそれよりもお一人で治すことが難しい方を対象にしています。
完全にひどい舌癖がある場合には矯正不可能に近い場合もあります。その時は正直に先にお伝えします。そうすると、「舌小帯を手術すればよいですか?」と聞かれますが、正直口腔内のトラブルは子供のうちに何とかしておいた方が良い場合が多いのです。それでもやらないよりはやった方が良い事もありますけど。。。
と、このように非常に複雑な事情をはらんでいるのが滑舌問題なのです。
連続した言いづらい言葉を練習する場合にも、その方にだけの羅列、組み合わせ、又練習する際の声のトーンなど、色々な条件が必要になる事が多いです。

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