滑舌のための本気のスクールは、本気で探さなければ見つからない。

私は自分の個人的なレッスンの他に、一部他の先生に依頼をしてオンラインレッスン、対面レッスンをお任せしています。(今、宮島知穂レッスンはオンラインのみ)
その中で、良く言われるのが「YOUTUBEなどで自分で勉強してみたものの、よくわからなかった」という事でしたり、声優養成所に通われている方ですと、「養成所の先生にわからないことを質問しても、練習に対しての具体的な方法論までは回答が至らない」という物です。
先生方に理由があるのではなく、これは、「一人一人に適切なアドバイスをするには、相当な労力と、一人に対して、集中して研究する時間が無いと難しい」という事なのです。
この事については長年の事で結果はすでに出ています。
そういう側面から、養成所にゲスト講師などできている方に個人レッスンなどを受けているかたも少なくありません。

初めにやるべきことは、「明らかに言えない言葉」と「もっときれいに言えた方が良い言葉を仕分けする」

「明らかに言えない言葉」と言うのは、周りから指摘をされたり、どうしてもその発音が原因で言葉が止まってしまったり、滑ってしまうような発音がある場合は、
なるべく早急にその発音を正しておくことが大切です。
では、逆に「もっときれいに言えた方が良い言葉」と言うのは、普通に言えてはいるけど、もうちょっとブラッシュアップすると、文章が活きる、抑揚が付けやすくなる。など、ちょっとした一工夫で、言葉がきれいに聞こえたり、フレーズが滑らかに言えるようになる音の事です。
ちなみに、私へお問合せのある方と言うのは、漠然と滑舌が上手く言えない、と言う方は実は少なくて、ご自身で十分に「言えていない音」がわかっている方の方が圧倒的多いです。
具体的に「ザ行、サ行が言えない」など、具体的になっています。
もっと上級の方になると、「〇行が言えている時は、舌の位置がこの辺りにあるけど、言えていない時は、舌が下の歯の内側についてしまってうまく言えない。という様に、言えていない理由に何となく目星をつけて来られてりします。
ただ、その先、「じゃあ、正しい音を出すには、どこに舌を置くべきなのか?」と言う所を知って、滑舌を是正されていきます。
皆さん「この音がダメなのも、理由もわかっている。だけど、その先どうしたらよいか。」という事だけがわからない。と。

色々試したけどダメでした。と皆さん言われます。

そうなのです。滑舌は、早口言葉を反復するだけでは練習としては不足です。そして、何よりも回数を重ねる反復型の滑舌練習は、即効性はあっても、
持続が出来ません。理由は、その語順で、その言葉の単語だから言える」と言う所で、単語の語順が変われば、ひとたび又言えなくなるからです。意外と単純な理由ですが、意外と気づかれません。これらが、「滑舌がオーダーメイド」のレッスン出ないとダメな理由と言えます。

 

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